腱鞘炎ってどんな病気?実は簡単なケアで防げます!

我々が体を自由に動かせるのは、骨や筋肉のおかげです。筋肉が伸び縮みすることで関節が動くのですが、筋肉の周りにはいくつかの付属装置が備わっています。例えば、腱は筋肉が縮んだ際に骨を引き寄せ、動かしやすくしています。そして腱を取り巻いている袋を腱鞘といい、外側は滑膜で覆われ、内部は滑液で満たされています。

腱鞘の役割は、腱が動く際に周囲の結合組織との摩擦を減らすことです。この腱鞘のすべりが悪くなって滑膜に炎症が起きた状態が、今回紹介する腱鞘炎です。腱鞘炎の主な症状は、患部の痛みや腫れ、曲げられないなどです。ピアニストや漫画家など手を使うことの多い職業の人がなりやすいものの、最近ではスマートフォンの使い過ぎでもなります。

また、女性はホルモンバランスの不安定な更年期や出産期になりやすいので、注意が必要です。腱鞘炎の一番の予防法は関節を使いすぎないことです。もし長時間手を使うときは、30分に1回5分ほどの休憩をはさみ、関節の負担を減らすようにしましょう。軽い腱鞘炎であれば、手軽にできる治療法が多くあります。

ドラッグストアで湿布やサポーターが売っています。また、患部の痛みや腫れなどを感じるときは15~20分冷やします。逆に動かしづらさを感じる場合は、冷やさずにお風呂で温めるのが効果的です。自宅でできるセルフケアが充実していますが、これらを行っても症状が改善しない場合や逆に悪化した場合は、医療機関を受診することが大切です。

最後に、この病気は突如発症するわけではなく、手が動かしづらい、動かすとだるさを感じるといった初期症状があります。ただ、痛みを感じるまでの潜伏期間が長く、痛みを感じたとしても一瞬のことが多いため放置しがちです。しかし、悪化するほど治りにくく最悪の場合手術が必要になることもあります。少しでも異変を感じたら早めに対策をしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です