テーピングによる腱鞘炎治療

腱鞘炎患者の多くは、利き手親指の付け根から手首にかけての激痛に悩んでいる場合が多く、無意識に使ってしまう部位だけに、完全な安静状態を維持するのが困難です。それだけに、いったん罹患してしまったらすぐの完治が難しく、痛みを長引かせるうちに、たびたび腱鞘炎を引き起こしやすくなってしまうことも。安静第一を心掛けながら、速やかに治療していくことが大事です。腱鞘炎は患部を動かさないことが肝要なので、固定用サポーターで指と手首を強力に固定してしまうのが一番です。

薬局などで扱っている布製のものではなく、スポーツ用品店に置かれているような、ウレタン素材を患部にぐるりと巻いてマジックテープで止めるタイプがお勧めです。少し高額ですが、骨折のリハビリ用を兼ねたものが最適です。本格サポーターは、頻繁な水仕事が避けられない人は着脱に不便を感じてしまいます。その場合はテーピングが有効です。

自分自身でのテーピング治療には多少の予備知識と、テープを貼る際コツが必要なのですが、いったん貼ってしまえば数回の入浴や水仕事にも耐えられるので、試してみるのも有効です。ただ、肌がかぶれやすい人やアレルギー体質の場合は、テープの糊が痒みの原因になることがあるので、注意が必要です。固定用サポーターも汗をかきやすくなるので、ことに夏場は肌トラブルへの用心も必要です。腱鞘炎は、痛みの度合いによっては治療に思わぬ時間がかかってしまいますが、あせらずに養生して、二度と罹患しないよう完全治癒を目指しましょう。

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