腱鞘炎のテーピング治療

腱鞘炎になってしまったら、とにかく患部を動かさないようにして、安静にすることが治癒への早道です。とは言え、利き手親指の付け根辺りに激痛が生じている場合など、日常生活を送る上で、まったく動かさないというのは、ほぼ不可能です。せめて患部を固定して動きを最小限に抑えるのが肝要ですが、サポーターは水仕事の時など外すため、ついいつも通りの動きをしてしまいがちとなります。テープの糊で肌がかぶれる体質でなければ、テーピングを試してみましょう。

テーピング用テープには、硬めの材質で患部をしっかり固定するタイプと、テープそのものに伸縮性があり、しなやかな動きを可能にするタイプがあります。後者は、動きを固定するだけでなく、腱のラインに沿って貼ることで、腱鞘炎そのものの治療も兼ねることができます。テープの貼り方にはある程度の知識とコツが必要ですので、一度、専門の治療院などで貼り方を教わりつつ、最初はプロの手で正しく貼ってもらうことが望ましいです。インターネットで貼り方が紹介されているページもありますが、腱や筋肉の構造を把握した上で貼らないと、正しい位置から微妙にずれてしまい、良い治療効果が得られなくなります。

正しくテーピングを施すと、患部の無駄な動きを限定できる上に、リンパの流れを良くする効果も生まれるようで、自然治癒力が高まることも期待できます。腱鞘炎は慢性化してしまうと、いったん治っても再発しやすくなってしまいます。悪化させないうちに治療に専念して、できるだけ速やかに完治させることを目指してください。

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