頭の痛みを専門に診る頭痛外来

頭痛に悩む人は非常に多いのですが、意外と知られていないのが頭痛外来という存在です。名前の通り、頭痛を専門に診断する診療科で、特に慢性頭痛の場合には非常に的確な診断と治療を行えるのでまず受診するべき科目です。頭痛外来は都市部では単独で設置しているところもありますが、地方などでは総合病院や大学病院の神経内科や脳神経外科の内部に頭痛外来を設置しているところも多くあります。日本人に見られる慢性頭痛の大半は緊張性頭痛と片頭痛です。

自称で頭痛持ちという人も多くおり、その中には頭痛イコール正式名称が片頭痛という誤解をしている方も多く、頭痛外来での正確な診断は欠かせません。片頭痛はただ頭が痛いだけではなくれっきとした病気で、ほとんどの場合に吐き気や嘔吐、光や音、匂いに対する過敏反応が見られ、中には痛み発作が起きる前に視界異常を伴う場合も少なくありません。その痛みは耐えられないほど強烈で、吐き気や神経異常とも併せてその生活の質は末期がんと並ぶレベル6とされるほど低くなってしまいます。さらに厄介なことには名前に反して頭の痛みをほとんど起こさず吐き気と神経症状のみというタイプや、腹部片頭痛という吐き気と下痢が主症状という、全く頭痛とは思えないタイプまで存在するため専門医での識別は必須となります。

一般的に頭痛に悩む方は緊張性頭痛であることが多く、こちらはなんとなく重苦しい痛みで、肩こりや背中や首回りのこわばり、血行障害などを伴うことが特徴です。この二つの頭痛は対処方法が真逆であるため自己診断は禁物です。それを区別して正確な治療を受けるために必要なのが頭痛外来となります。通常の問診だけでなく頭部CTや頭部MRI・MRAなどの頭部の検査部も充実しており、特に片頭痛の頓服は劇薬扱いなので専門医でなければ処方できません。

そういった意味でもこの診療科は頭痛持ちの方は必ず受けたほうが良いことになります。

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