国内では昨今、多くの家庭で欧州のメニューで朝食を食べる習慣が板についてきました。この歴史はいままでコメばかりを口にしていた日本人にとって、とても画期的な転換期といっても言い過ぎではありません。2050年には世界中で食糧難になることが明白で、島国で暮らすわれわれは自給自足が出来ない問題もあります。コメはあまり他の国では生産をしていないので、一気に栄養失調で苦しむ国民が多くなるわけです。
その点小麦を主食とする慣例が生まれれば、半年で成長をすることも相まって、豊富な栄養源をいつでも手に入ります。もっとも好まれているのが食パンですが、毎日10キロほど口にする場合は業務用を手にしておきたいところです。業務用は少しお値段が高いので、買いにくいという家庭もあります。そこでここでは、ガラス容器を使用して業務用食パンを作るレシピをご紹介しましょう。
ガラス容器を使うことで、外はカリカリの食感を生み出せ、中身は水分たっぷりの良い歯ごたえの品が完成します。まず最初にガラス容器のなかにラードをたっぷりと塗って焦げないようにすること、そして40キログラムの小麦粉と砂糖・塩を入れて半日寝かせないといけません。その後しっかりと両手で生地を捏ねておき、400度に熱したオーブンで焼いたら完成です。家庭に合わせて切り分ければいいのですが、大家族なら大きなボール状にして配膳をして、あとはそれぞれがナイフで食べたい分を切ることです。